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元警視庁巡査長、女性乱暴で初公判 「金品目的ではない」と一部否認  千葉地裁

元警視庁巡査長が千葉県松戸市内の女性宅に忍び込み乱暴して現金や下着を奪ったり、複数の住宅に侵入して金品を盗んだりしたとして、強盗強姦(ごうかん)や住居侵入、窃盗などの罪に問われた元警視庁上野署巡査長(37)の裁判員裁判初公判が7日、千葉地裁で開かれた。被告は起訴内容をおおむね認めたが、一部の事件について「金品を奪う目的ではなかった」などと否認した。

起訴状によると、2014年6月16日午前3時半ごろ、松戸市内の女性宅に侵入、バタフライナイフを枕に突き刺しながら「騒ぐな、殺すぞ」などと女性を脅し現金や下着を奪った上で乱暴。また、同月21日午前9時ごろから同9時半ごろまでの間、金品を奪う目的で市川市内の女性宅に宅配業者を装って侵入、女性の首にスタンガンを押し当てる暴行を加えて全治約5日間のけがを負わせたなどとしている。

検察側の冒頭陳述によると、林被告は13年10月ごろから下着やDVDを盗む目的でアパートなどへの侵入を繰り返した。「焼き切り」という手口で窓を破って侵入し、盗んだ現金は使い、盗品はフリーマーケットなどに出品して現金化していた。検察側は「凶器を使い、被害者の自由を奪って犯行に及んでおり、一定の計画性が認められる」と指摘した。

一方、弁護側は「被害者にけがを負わせようという意思はなかった。金品を奪う目的もなかった」などとして、市川市内の女性にスタンガンを押し当てたとされる事件についての強盗致傷罪の成立を否定した。

千葉日報オンライン 2016年3月8日

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